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GYMKHANA REPORT vol.08 2004年 JAF 中部ジムカーナ選手権 第 3戦
5月9日(日)この日の天気予報は、曇りのち雨、1本目勝負と決めていたが何とブリーフィング中に雨が降り始めた。2本目は雨が強くなると見込み勝負に出た。 この時点で順位は4位であり、TOP松本、2位佐野、3位隅田といつもの全日本参戦メンバーが顔を並べた。5番以降は、タイム差も開いており、順位は確定したかの様に思えた。 N2クラス終了後、予想通り雨は次第に強くなり、ますます結果は決まったかの様に思えたのだが、お昼の慣熟歩行前に雨が弱くなる。 もう一度、勝負のチャンスが現れたのである。 しかし、2本目を終了してみれば、0.5秒タイムアップしたものの結果は5位、人にもよるが、かなりの人が2秒以上のタイムアップを実現している。この差は何か? 1本目と2本目の路面コンディションは殆ど同じだと思う。 自分はセッティングの変更をほとんど行なわなかったが、他の人は、何をしたのか? 1本目と2本目のタイム差が少ないのは、1本目からベストの走りを出来たとも言えるが、ナゼ? 確かに、このキョウセイドライバーランドは今年路面改修され、その路面のウェットを体験している人は殆どいない。 そういった意味では、自分よりも他の人の方が新しい路面に慣れるのが早かったという、見方も出来るが、自分にももっと何か出来た筈だ。 後から考えると、もっと冒険しても良かったと思う。 ある人は、ドライのセッティングで走り、ある人は、前後のタイヤのエア圧を3キロ近くまで上げて走ったという。 私としては後者のエア圧を上げる選択が一般的には正しかったと思う。 なぜなら、キョウセイの新しい路面は、ほぼフラットなため行き場を失った雨水は、コース上に膜を作る。したがって、少しの雨でもヘビーウェットに近いコンディションとなり、車もヘビーウェットのセッティングで良かったのだと思う。 しかし、自分はなぜ試さなかったのか? それは、おそらく、2本目の走行前にタイムアップが出来ないと諦め、自分の持っている引き出しを開けようとしなかったからではないか? 天気は分からない。また、新しいコンディションに対して、ありとあらゆる角度から、分析する必要があったのだと思う。 結果は5位と、また表彰台に上ることが出来なかったが、今回のイベントは自分にとってとても勉強になったと思います。 ~~ おつかれさまでした。 次回のレポートもお楽しみに ~~
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