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≫富士チャンピオンレース'01 第2戦

4/14(土)予選

11日にエンジンの組みあがった21号車、1日に慣らしを終えた20号車と2台体制でなんとか初出場。 近年に見られるようにチャンピオンレースのエントリー台数は激減、私が今までに出たレースの 中で、一番台数が少なかった気がします。

マーチN2も4台のみのエントリー。うち2台が当店の車。 もう少し台数が増えると楽しいのですが…

  1. 9:00~9:20 スポーツ走行
  2. 10:20~10:40 車検
  3. 11:30~11:00 メディカルチェック
  4. 12:10~12:25 ドライバーズブリーフィング
  5. 12:40~13:00 公式予選

(1)のスポーツ走行で21号車の慣らし運転を行いました。実走行による慣らしです。

周回毎にエンジン回転を上げていき、マシン全体の様子を見ながらの走行20分間。

しかし、ここで初期トラブル発生!エンジンが吹けません。 回転の上がりがとても重いのです。 20号車の松永さんは私の後ろについてランデブー。前に出て自分を走りをすればよかったのに、 おつきあいありがとうございました(笑)。

(2)の車検は、2台ともなにもなくクリア。初期トラブルのエンジン不調もなおり、21号車の エンジンはスムーズに吹けるようになり一安心。

え?なにが原因だったかって?恥ずかしくて言えません(爆)。 サティオの皆様、ご迷惑おかけしました。

(3)(4)のメディカルチェック(健康診断)とブリーフィング(走行前のミーティング)を終え、 あとは予選を待つのみです。不思議とほとんど緊張せず、リラックスしてました。いつもなら このあたりから目が三角になりはじめるんですけど…(苦笑)

さぁいよいよコースイン。公式予選開始。スポーツ走行での不調が嘘のようにエンジンは回ります。 全体のフィーリングを見ながら、1コーナー、2コーナーとクリア。サントリーコーナーでの ブレーキもとりあえずOK。

まだパッドのあたりがついていないようで、ききは甘め。100R、ヘアピンとクリアし、300Rで 4速までシフトアップ。メカニカルノイズも異常な音は出ていない。水温、油温、油圧、排気温、 すべてOK。ダンロップコーナーを抜け、2~3速へシフトアップ。最終コーナーをクリアし、 さぁ、ストレートへ!…と思った瞬間、エンジンストール。「あれ?なんで?」

いくらセルを回しても2度と火が入りません。Fポンプは回っている音がしてるのに、最終コーナー イン側にマシンを止めて予選リタイヤ...。「やっぱりぶっつけ本番じゃダメかなぁ…」なんて 思いながら、土手に寝転がりみんなの走りを見学。20号車の走りを見ていました。周を重ねる毎に 20号車の課題が見えた気がしました。

やはり33号車の石本選手は、きれいにまとめて走っていましたねぇ~

約20分間、みんなの走りを見ていて、「やっぱり走りたい!何とか決勝に出られないか?」 そんな思いが強くなるばかり。

予選終了後、何度も大会事務局に足を運び、「マシンをしっかりなおす」と約束し、 嘆願書を提出して、何とか最後尾スタートを許可してもらえました!

本来なら13:00には本日の予定が終了するところ、マシン修理で14:30頃までかかってしまいました。 おかげで明日は走れる!手伝いに来てくれた皆様方、ご迷惑おかけしました。

4/15(日)決勝

決勝の朝としてはめずらしくゆっくりできた朝だった。みんなでホテルの朝食をとり、10:30頃 FISCO入り。昨日修理した21号車を再車検してもらい、決勝前の準備をする。あわてず、ゆっくり 2台をメンテナンスし、決勝レースを待つだけとする。

13:00、決勝レースに向け、コースイン。ブレーキ、タイヤを温めながら1周し、グリッドにつく。 ここでメカニックによる最終チェックを行い、ウォームアップランを1周。ブレーキ、タイヤを 温め、エンジンの様子を見ながら再びグリッドにつく。

シグナル「レッド」から「グリーン」に変わり、スタート。ロケットスタート、ちょっと失敗 しながらもポジションアップ。ポイントとしてはスタート前に自分の進むラインを描いておく。 レース本番ともなると、ギリギリで走る。エンジンは全く問題なさそうだが、ブレーキの効きが 弱すぎる。まだあたりがついていない。

何とかトップの石本選手についていこうとするが、2周目の1コーナー、ブレーキが足りず、 コースアウト。ポジションは落とすことなくコース復帰できたが、トップはすでにサントリー コーナー……。気持ちを切り替え、ポジションキープとマシンのテストとし、とにかくチェッカー フラッグを受けることとした。

2周目から12周目まではタイムを一定にして、ブレーキテストをしながら周回を重ねていく。 4周目、100R進入で黄旗。ペースを落とし、100Rに入っていくと、20号車がイン側に止まっている。 コース上にオイルも出ている。「エンジンブローか?」と思いながらも、周回を重ねる。 そして、チェッカーフラッグ!レース終了!この日のチェッカーは友人である「なかちゃん」が 振っていた。“なかちゃんからのチェッカーフラッグを必ず受ける”という約束が果たせて 一安心であった。

20号車はやはりエンジンブローだった。また1から作り直しだが、心機一転!次戦では2台完走を 目指し頑張ります。応援に来てくれた方、お手伝い下さった方々本当にありがとうございました。 次回も頑張ります!これからもどうぞよろしく!

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