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ここイオックスのイベントは、例年パイロンタッチなどのペナルティーが多く、満足な結果が得られていませんでした。

今年は、4月に転職をし、十分な練習時間が取れるようになり、今回のイベントに対しても、2週間前の練習会と前日の練習会にも参加し、万全の準備を行ないました。

前回のイベントは、足回りの最終煮詰めが甘く、不満足な結果でしたが、今回は十分な準備期間が得られたため、自信を持ってイベントを迎えることができました。

また、今回のイベントは大きな意味を持っていました。それは、今年の全日本は開幕戦で惨敗を喫して以来、地区戦で優勝するまでは全日本には参加せず、クルマのセッティングの熟成に徹すると決めていたからです。また、このイオックスは7月に全日本選手権が行なわれる予定になっており、全日本への復活前哨戦とも言える意味を持っていました。

1ヒート 砂に悩まされる

1本目。

前日のコースから若干手直しの入ったコース設定となっておりましたが、0.8秒差の3番手タイム!コース独特の砂でタイヤを滑らせ、1コーナーでフルカウンターを当ててしまった事や、攻めきれていない区間もあり、上々の出来かと思われました。しか~し、アナウンスはパイロンタッチ!ゼッケンの若い車は特に、1本目は砂に悩まされるのがパターンとなっており、タイムアップの期待される2本目のアタックへ準備を備えることとしました。

RealPlayerで動画再生(450Kbps)

2ヒート 上手く走れたはず ?

そして2本目。

1本目に課題となっていた区間をそつなく走りきりゴール!

自分的には90点の走りが出来ていたので、ゴール後ドアを開け、アナウンスの声に耳を傾けました。しかし、いつになってもタイムは読み上げられず、次のクルマのアナウンスへと移っていきました。頭の中で悪夢がよみがえりましたが、パイロンに触った覚えはありません。

結果を見ると、2本ともパイロンタッチ!結果、最下位となりました。

後で、ビデオを見ましたが、パイロンに触った様には見えず、ほんの僅かなタッチだった様です。タイム的には、全日本で常に入賞しているK藤さんを含め、4位のタイムでした。

総評

振り返ると、車の状態は確実に良くなってきており、もう一息といったところでしょうか?

シリーズ前半を終え後半戦に突入しますが、進化してきたクルマに自分自身の感覚を合わせていく事や、これから暑くなっていくため、条件の良い1本目に確実にタイムが残せる集中力を養っていきたいと思います。