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GYMKHANA REPORT vol.04
2004年全日本ジムカーナ選手権 第1戦![]()
今回も水谷選手の全日本参戦レポートのご紹介です。 3月12日(金)前回の地区戦同様、仕事の片が付かず出張から自宅に帰ったのが木曜日の夜23時、準備は事前に済ませていたため、シャワーを浴び一休みをしてからの出発となった。結局、途中のパーキングで1時間ほど仮眠を取っただけでのモテギ入りとなったが、もうさすがの慣れっ子。さー、全日本の開幕だ! さて、希望者のみの練習会となったこの日、タイム計測付きの2本とサービス走行1本の計3本の走行となったが、初めてのオーバルコースでのジムカーナということもあり、車もドライバーも様子を見ながらの走行となった。 一部の人は2週間前のお試し練習会で既にコースに慣れており、なんとかみんなに追いつかなくてはという焦りで一杯でした。 さて、実際に走行に入るとオーバルを半周、コース幅を命一杯使ってスラロームをし、最後にはターンの嵐。3速全開でスラロームをしながらオーバルの壁に向かってアクセルを踏むのは、私だけでなく皆がチビってしまったはずだ! そして1本目の走行、やはりチビってしまった。壁とパイロンの距離が3メートルほどの間を、3速全開でコーナリングしろと言うのだから、そりゃアクセルを戻すわさ! そして2本目、高速コーナリングに合わせ、リヤのスプリングを7キロから9キロに換えスタート!何とかコーナリングが出来る様になったもののサブロクターンが出来ない!そう!実は、我が中部ではほとんどターンらしいターンが無く、なかなか旨く出来ない。わざわざ、前週に富士SWに行き、ターンの練習をして来たのだが、結果につながらい。富士では、他の全日本出場者を抑えトップタイムを出していた筈なのにナゼ? そうこうしているうちに3本目の走行が終わってしまう。 3本目の走行をビデオ上でタイム計測したところ、何とか入賞に絡める気配が... 3月13日(土)この日は公開練習であったが、なんと1本しか走行させてくれないらしい。 結果は、ミスコース!実は金曜日とコースが若干変わっていた様なのだが、全く気づいていなかった。 いやな予感がした。去年克服したはずのミスコース病の再発と、全くロックをする気配の無いサイドブレーキ。 本番用のドライブシャフトに交換をし、夜のウェルカムパーティーへ! 去年より恒例となった、モテギのウェルカムパーティー。 立食パーティーとなったが、同じテーブルに着いたのは、アジュール佐野氏、スプリント隅田氏、そして、絶好調のEXEスポーツの中島・佐川の両氏、全てN2クラスのメンバーで埋まってしまった。 ビンゴこそ外したが、なかなかに楽しい一時を過ごし、部屋に戻る。今回は、オフィシャルに内緒で車載カメラを搭載していたため、みんなでイメージトレーニングに入る。 何度も同じ映像を繰り返し見て、皆に指摘をしてもらった。あとは、本番でサイドブレーキが利いてくれるのを祈るのみ! 3月14日(日)いよいよ本番、走行前にリヤブレーキ廻りのメンテをやれるだけの事を終え、1本目のスタート! 右のリヤブレーキが、サイドだけでなくフットブレーキまで利かなくなってしまった。しかしながら、トップと5秒差の32台中15番手に付ける。 サイドブレーキさえ利けばあと3秒は縮まる。 何とか、入賞も夢じゃない! そう想い、サイドブレーキのイメージを反復し、2本目の走行へ。 100点とはいかなかったが何とかターンをし、ゴール! しかし、アナウンスは ミスコース! やってしまった!ターンに意識が行ってしまったばかりに、コースを忘れてしまった。みんなには、期待を裏切らないヤツと絶賛?されたがとにかく悔しい! 今年の目標であった、『ミスコースをしない事』が早くも崩れてしまった。 次は、 4月4日の名阪第2戦。後悔が残らない様、リヤキャリパーの注文を終えた。皆様の期待を裏切らない様、頑張ってきます。応援の程、宜しくお願い致します。 ~~ おつかれさまでした!次回のレポートもお楽しみに ~~
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